TOYOTA Land Cruiser 250|トヨタ ランドクルーザー 250
トヨタ自動車は「ランドクルーザー 250」シリーズを発売。これに合わせて、特別仕様車「ZX“ファーストエディション”」と「 VX“ファーストエディション”」が設定され、計8000台限定で販売を開始した。
Text by YANAKA Tomomi
パワートレインはディーゼル、ガソリンの2種類を展開
新型ランドクルーザーの中核モデルに位置する250シリーズが発売された。
これまでは「プラド」の名が与えられてきたが、新たに「250」と命名された同モデル。今回、時代とともに高級・豪華路線にシフトしてきたプラドを、悪路走破性をベースに扱いやすく、多くの人々の生活を支える役割と使命を担うべく、“原点回帰”をキーワードに開発が進められたという。
![](https://lifestyle.doctorbook.jp/wp-content/uploads/2024/05/6ac56f69-8c59-42a0-868b-66dbfea2044d.webp)
![](https://lifestyle.doctorbook.jp/wp-content/uploads/2024/05/e0a4a3d1-0a64-4d12-b959-09ab4fb9401b.jpeg)
またフルモデルチェンジを機に、ランドクルーザーの中核であり生活実用重視の250シリーズ、ランクルの象徴でもある300シリーズ、普遍的な70シリーズと、それぞれのポジションをより明確化した。
250シリーズは、300シリーズと同じGA-Fプラットフォームで、ランドクルーザー初となる電動パワーステアリング(EPS)などを採用。ボディサイズは全長4,925×全幅1,980×全高1,935㎜(ガソリンモデルは全高1,925㎜)、ホイールベースはランドクルーザー80シリーズから続く伝統の2,850mmが踏襲された。
![](https://lifestyle.doctorbook.jp/wp-content/uploads/2024/05/6608766a-0cf8-4d25-872a-d75ad49028ca.jpeg)
![](https://lifestyle.doctorbook.jp/wp-content/uploads/2024/05/c3a148a0-809f-417f-a059-297b2f40d4db.jpeg)
エクステリアも歴代ランドクルーザーと同様、車軸に対してキャビンを後ろ寄りに配置するキャビンバックワードプロポーションとなっており、破損しやすいコーナー部のみ交換可能な分割式バンパーなど、機能美も追求されている。
機能面では、スイッチ操作でフロントスタビライザーのロック/フリーを切り替えられるSDM(Stabilizer with Disconnection Mechanism)も搭載。オフロードでの悪路走破性や乗り心地、オンロードでの操縦安定性を両立させた。
![](https://lifestyle.doctorbook.jp/wp-content/uploads/2024/05/f52879f9-14f1-4f96-b9b9-197ebef5bb82.webp)
![](https://lifestyle.doctorbook.jp/wp-content/uploads/2024/05/3f971a0f-d4bb-4443-961f-5cb0da0cf134.webp)
![](https://lifestyle.doctorbook.jp/wp-content/uploads/2024/05/6853002a-2454-4881-aecb-8bf9c411afbc.webp)
パワートレーンは2種類。最高出力150kW(204ps)、最大トルク500Nmを発生する2.8リッター直列4気筒直噴ターボディーゼルエンジンにダイレクトシフト8段ATを組み合わせたものと、最高出力120kW(163ps)、最大トルク246Nmの2.7リッター直列4気筒ガソリンエンジンと変速パターンなどを電子制御する6段スーパーECTトランスミッションの組み合わせを展開する。
駆動方式はいずれも、悪路走破性を高めるトルセンLSDや電動リアデフロックを備えたフルタイム4WD。リアデフロックは、前後駆動力配分の自由度を拡大させ、走行安定性にも寄与する。
![](https://lifestyle.doctorbook.jp/wp-content/uploads/2024/05/c3362b7b-ca88-402e-9c29-33f202f343b5.jpeg)
![](https://lifestyle.doctorbook.jp/wp-content/uploads/2024/05/5ad71f1a-96ff-4312-a5b6-faf70a52caab.jpeg)
250シリーズ登場に合わせて登場した2つのファーストエディションもランクル250シリーズのキーワード“原点回帰”を掲げたものに。
2.8リッターディーゼルエンジンのZXグレード“ファーストエディション”では、原点回帰をより強調する丸目のヘッドランプや、マットブラック塗装のアルミホイール、18インチオフロードタイヤなどを特別装備。
一方、ガソリンとディーゼルエンジンの両方を展開するVXグレードをベースにした“ファーストエディション”は専用ボディカラーにサンド、インテリアカラーにはダークチェストナットを特別採用する。
![](https://lifestyle.doctorbook.jp/wp-content/uploads/2024/05/1af7c912-322b-4e05-ba43-0e812561bcac.webp)
![](https://lifestyle.doctorbook.jp/wp-content/uploads/2024/05/d4210284-aab2-4ab4-b6c8-cd409ed4aacb-1.webp)
![](https://lifestyle.doctorbook.jp/wp-content/uploads/2024/05/b5b5e64f-3374-438a-a42f-5f835737af28-1.webp)
![](https://lifestyle.doctorbook.jp/wp-content/uploads/2024/05/3eff1636-a5fe-4c72-b979-6c873f1f6231.webp)
![](https://lifestyle.doctorbook.jp/wp-content/uploads/2024/05/522e3db7-d769-4c76-a52b-9a3f8693fc41.jpeg)
さらに、安全機能のトヨタセーフティセンスやトヨタチームメイトも搭載し、装備をさらに充実させた。
いずれのモデルともに本革シート表皮や“FIRST EDITION”のロゴが入ったドアトリムオーナメント、インストルメントパネル加飾などが共通アイテムとして用意され、特別感を演出する。
このほかにもオーナーが「自分だけの一台」にカスタマイズできるようパーツも充実させており、トヨタ純正品以外にもモデリスタ用品にくわえ、新たに「JAOS」「Toy-Factory」からも内外装アイテムを選べるようになった。
![](https://lifestyle.doctorbook.jp/wp-content/uploads/2024/05/e1956430-9c16-430f-84fa-0dfa38129584.webp)
![](https://lifestyle.doctorbook.jp/wp-content/uploads/2024/05/3ba9be4b-52ef-40f5-b7f1-02378c78c1fe.webp)
![](https://lifestyle.doctorbook.jp/wp-content/uploads/2024/05/14ced8f6-a79c-470b-9fa4-288085b24672.webp)
![](https://lifestyle.doctorbook.jp/wp-content/uploads/2024/05/3fe15b73-c6a9-49d3-8224-6391965af0c5.webp)
ランドクルーザー250シリーズの価格は、2.8リッターディーゼルモデルは3グレード展開でGX(5人乗り)が520万円、VX(7人乗り)が630万円、ZX(同)が735万円となる。
2.7リッターガソリンはVXグレードのみ。7人乗りで545万円だ。
また、特別仕様車“ファーストエディション”の価格は、ZX785万円、VXのディーゼルモデルが700万円、ガソリンモデルは590万円となる。
問い合わせ先
TOYOTAお客様相談センター
Tel.0800-700-7700(9:00-18:00)
https://toyota.jp
![](https://lifestyle.doctorbook.jp/wp-content/uploads/2024/05/3af69be39793d84c5a9cb725aa0bfa58-2-2.png)
出典:Web Magazine OPENERS