HONDA|ホンダ
プレリュードコンセプトを世界初披露
ホンダは、東京ビッグサイトで開催中の「ジャパンモビリティショー2023」に出展。「プレリュードコンセプト」を世界初披露したほか、自動運転車両「クルーズ・オリジン」や、リサイクル素材で作られた「SUSTAINA-C Concept(サステナ・シーコンセプト)」なども公開した。
Text by YANAKA Tomomi
自動運転車両やリサイクル素材の車両など、さまざまな制約から解放するモビリティを展示
「東京モーターショー」から「ジャパンモビリティショー」へと進化したことを踏まえ、ホンダでは、「時間や空間といったさまざまな制約から解放」し、「人の能力と可能性を拡張」すべく、「Honda Dream Loop」をテーマに、多様なモビリティの現在とホンダが夢見る未来を展示した。
なかでも「クルーズ・オリジン」は、車内が完全なプライベート空間になる自動運転車両。移動中に打ち合わせをしたり、周囲に気兼ねせずに楽しみながら移動できるなど、移動時間を自由に使うことができるモビリティとなる。
ホンダは日本でも2026年初頭にGM・クルーズとともに、この「クルーズ・オリジン」を使った自動運転タクシーサービスを開始する予定だ。
また「SUSTAINA-C Concept(サステナ・シーコンセプト)」は、限りある資源の制約から解放してくれるモビリティ。一度使ったアクリル樹脂を再利用して作ったモデルで、資源の循環利用(リソースサーキュレーション)を体現する。
そして、大きなトピックスとなったのは、「プレリュード」の復活。プレリュードは「前奏曲・先駆け」という意味を持ち、スペシャリティスポーツモデルとして、本格的な電動化時代へ”操る喜び”を継承するとともに、ホンダ不変のスポーツマインドを表す先駆けになるという。
このほかにもホンダでは、人の能力と可能性を拡張するアバターロボット「UNI-ONE(ユニワン)」や、公共交通機関のない地域などでも活躍する自動走行のイクロモビリティ「Honda CI-MEV(シーアイ・エムイーブイ)」などを展示。
空の部門では「ホンダジェット」や、開発中の電動垂直離着陸機「Honda eVTOL(イーブイトール)」などについても紹介し、ホンダならではの多彩なモビリティの未来を提示する。
「ジャパンモビリティショー2023」は11月5日(日)まで東京ビッグサイトで開催中だ。
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出典:Web Magazine OPENERS