TOYOTA Land Cruiser“70”｜トヨタ ランドクルーザー“70”
オンロードでの乗り心地も向上した最新のランクル“70”
トヨタ自動車がSUV「ランドクルーザー“70”」を日本国内へ再導入。販売を開始した。
Text by YANAKA Tomomi
最新の駆動力、制動力制御システムを採用
1984年の発表以来、ヘビーデューティーモデルとして国内外で人気を誇るランドクルーザー“70”が日本に再導入された。
同車は、日本では2004年に導入が終了したが、2014年には数量限定で販売されるなど、今でも高い人気を誇るモデル。本格的なオフロード設計や強靭なラダーフレーム、シンプルなパーツ構造など、シリーズならではの特性で世界中の人々の生活を支えてきた。
今回、日本での再導入にともない、パワートレーンや操縦安定性、デザイン、安全性能をアップデート。心臓部には、2.8リッター直噴ターボディーゼルエンジン「1GD-FTV」を搭載し、最高出力150kW(204ps)、最大トルク500Nmを発生、6段ATを介して4輪を駆動する。
伝統のラダーフレームは健在で、これに加えて電動デフロックやビークルスタビリティコントロール（VSC）、アクティブトラクションコントロール（A-TRC）、ヒルスタートアシストコントロール（HAC）、ダウンヒルアシストコントロール（DAC）といった駆動力、制動力制御システムを採用し、高い操縦安定性や悪路走破性を確保している。
また快適な乗り心地を追求するべく、サスペンションを改良。オンロードでの乗り心地も向上させた。
エクステリアは水平、垂直基調をこれまで同様残して、ランドクルーザー“70”らしいシルエットを継承。一方で、時代性をとらえて細部をアップデートした。
内装も水平構成の力強いデザインと、オフロード走行に配慮した機能的レイアウトを受け継ぎながら、上質感のある素材を使用しているのが特徴だ。
時代に合わせて、安全装備も充実。バックモニターや新採用のプリクラッシュセーフティなどを盛り込んだ「トヨタセーフティセンス」が搭載されている。
登録ナンバーは3ナンバーのみで、価格は480万円となる。
TOYOTA Land Cruiser“70”｜トヨタ ランドクルーザー”70″
ボディサイズ｜全長4,890×全幅1,870×全高1,920㎜
ホイールベース｜2,730㎜
車両重量｜2,300kg
エンジン｜2.8リッター直噴ディーゼルターボ
最高出力｜150kW(204ps)
最大トルク｜500Nm
トランスミッション｜6段AT
駆動方式｜4輪駆動
定員｜5人
価格｜480万円
問い合わせ先
TOYOTAお客様相談センター
Tel.0800-700-7700（9:00-18:00）
https://toyota.jp
出典：Web Magazine OPENERS