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次世代MINIの幕開けを告げる新型MINIカントリーマンがデビュー|MINI

MINI COUNTRYMAN|ミニ カントリーマン

MINIクロスオーバー改め、MINIカントリーマンの予約受注を開始

ビー・エム・ダブリューは、プレミアム・コンパクトSUV「MINIカントリーマン」の予約受注を開始した。

Text by YANAKA Tomomi

ジョン・クーパー・ワークスモデルもラインアップ

日本ではこれまで「MINIクロスオーバー」と呼ばれていたものの、世界で使われている名前と同じくした「MINIカントリーマン」が3代目へと進化した。

MINIシリーズの4番目のモデルであり、2011年にMINIで初めてのプレミアムコンパクトSUVとして誕生した「MINIカントリーマン」。今回のフルモデルチェンジは、すべてのMINIラインアップが次世代モデルとして誕生する先駆けとして実施された。

エクステリアは、MINIが2022年に発表したMINIの未来を示唆するBEVクロスオーバーコンセプトモデル「コンセプト エースマン」のスタイリングを感じさせられるものに。

ボディサイズは全長4,445×全幅1,845×全高1,660mmとサイズアップし、より力強いスタイリングへと刷新。特筆すべきは、エクステリアとインテリアの素材からクロームパーツやレザーを排除し、かわりにリサイクルポリエステルやリサイクルアルミニウムを利用しており、将来を見据えた次世代モデルであることを印象付ける。

室内は、余計なものをそぎ落としたミニマルなデザインが特徴的。ステアリング・ホイールの背後のメーターパネルは廃止され、すべてのコンテンツはヘッドアップディスプレイや円形有機ELセンターディスプレイに映し出す。

また、インテリアの雰囲気を一変させるMINIエクスペリエンスモードも標準装備。ダッシュボード上に最大7パターンの光のグラフィックを投影できるなど、音楽に合わせたり、個人の好みに応じることも可能で、多彩な室内空間を演出できるようになった。

パワートレーンはガソリンのFFと四輪駆動、ディーゼルのFFに加え、ガソリンエンジンを搭載した「ジョン・クーパー・ワークス(JCW)カントリーマン」の4種類を展開。

エントリーモデルでガソリンエンジンの「カントリーマンC」は1.5リッター直列3気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力115kW、最大トルク230Nmを発生、FFで駆動する。

ディーゼルモデルでFFの「カントリーマンD」は、2リッター直列4気筒ターボエンジンが110kW、360Nmを、ガソリンエンジンでMINI独自の四輪駆動システム「ALL4(オールフォー)」を備えた「カントリーマンSオール4」は2リッター直列4気筒ターボエンジンが150kW、300Nmを発生する。

「ジョン・クーパー・ワークス カントリーマン」は「カントリーマンSオール4」と同じく2リッター直列4気筒ガソリンエンジンを搭載するものの、最高出力233kW、最大トルク400Nmまで引き上げられ、車高も通常より15㎜低い1,645㎜となった。

このほかにも専用チューニングが施されたスポーツサスペンションや四輪駆動システム「ALL4」、コーナリング時のトラクションとハンドリング性能を向上させるエレクトロニック・ディファレンシャル・ロック・コントロール(EDLC)などを盛り込み、路面での安定性と悪路走破性を高め、サーキットでも運動性能を発揮できるよう設計された。

安全装備では、MINIモデルでは初めてのハンズ・オフ機能を導入。高速道路での渋滞時にステアリングから手を離しての走行が可能に。さらに、アクティブクルーズコントロールやペダル踏み間違い急発進抑制機能、鮮明な画像により車両の周りの状況が確認できるパーキング・アシスタントプラス、ドライブレコーダーなども標準装備される。

またMINIの新車は今回から、ディーラーのみならず、オンラインでの注文も可能となった。

「カントリーマン」の価格は「カントリーマンC」が489万円、「カントリーマンD」が509万円、「カントリーマンSオール4」が566万円、「ジョン・クーパー・ワークス カントリーマン」が667万円となる。

問い合わせ先

MINI カスタマー・インタラクション・センター(平日 9:00-19:00、土日祝 9:00-18:00)
Tel.0120-3298-14
http://www.mini.jp

出典:Web Magazine OPENERS

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