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<クレドール>より、熟練の職人の技が光るエレガントウオッチ「クオン」が登場|CREDOR

CREDOR|クレドール

流麗で美しいフォルムに、温かみと透明感を持つ磁器製ダイアルを搭載した「クオン」がリリース

セイコーは、<クレドール>の新しいデザインコレクション「Kuon(クオン)」から、新作2モデルを2023年10月28日(土)より展開する。

Text by Ozaki Sayaka

“遥かな過去から未来まで、果てしなく続く時の流れ”を表現したエレガントウオッチ

時代を先取りしたエレガントウオッチを模索し、薄さや着け心地など様々な要素を取り入れながら、いくつもの腕時計を発表してきた<クレドール>より、「時代を超えて惹かれる美しさ」と「心地よい手触り」を目指し、流麗で美しいフォルムを実現した新作「クオン」2モデルがリリースされる。

本作は「時の流れをまとう」かのような柔らかなフォルムを実現するために、ケースサイドからかん先にかけての張りのある曲面形状と、エンドピースを介さずにブレスレットを直接ケースに取り付けた一体構造を採用。また、「時の流れ」を表現するため、「しなやかで軽やかな水の動き」を、躍動感のあるケース曲面と、その面を上面と側面に分ける美しい稜線で表している。この複雑な曲面に、一面ずつ稜線と磨きをかける方向に気を配りながらバフ研磨を施し、また次の一面を研磨するという、匠による丁寧な仕上げにより、ケースフォルムの美しさをより際立たせている。

また、ブレスレットをケースに直接取り付けた一体構造によって、かん足周りのがたつきを極力なくし、「美しいフォルム」と「高い装着性」を両立。腕に装着した際ケースからブレスレットへとラインが美しく連なるように、熟練の職人の手によって丁寧に仕上げられている。腕なじみのよい7列ブレスレットは、鏡面部分をやや広めの幅にデザインし、ケースからブレスレットへの流れをより鮮明に表現している。また、ブレスレットのコマは、腕と接する部分が滑らかな曲面に仕上げられ、心地よい装着感をもたらす。

磁器製ダイアルは、表面に職人の手によってガラス質の釉薬が塗られ、高温で焼成して生み出されたもの。その工程で溶けたガラスの表面張力によって、表面に自然な球面が生まれ、温かみと透明感を併せ持つ表情が、流麗なケースフォルムを際立たせている。

今回発表された2モデルのうち、「GCLX997」は、クオンのために新しくデザインされたローマ数字のインデックスを採用し、転写による黒色の上絵付けでロゴとともにダイアルに記されている。もうひとつの「GCLX999」には、紺色の上絵付けで楔型のバーインデックスとロゴが配され、クリーンな佇まいを見せる。また本作では、時、分、秒針、そして裏面のパワーリザーブ表示針のすべてにテンパー針を採用。紺上絵付けには同色のテンパー針を、黒上絵付にはクレドール初となる青味のかかったグレーテンパー針を採用し、ダイアルとの調和を演出している。

本作には、クレドール専用の新しい手巻きスプリングドライブムーブメント「キャリバー7R31」を搭載。デュアル・スプリング・バレルを備え、ひとつの香箱に動力ゼンマイをふたつ並列に組み込むことで、薄型でありながら約72時間という、クレドール専用ムーブメントとして最長レベルの持続時間を実現。せせらぎに見立てた美しい波状のパターンが施されたムーブメントは、シースルーバック仕様の裏蓋越しに鑑賞可能だ。

また、裏面にはパワーリザーブ表示が配置され、3本の円弧それぞれの線の長さだけで1日毎の持続時間が判読できるようデザインされている。ねじにはテンパーねじを採用し、ムーブメントの仕上げとの美しいコントラストを楽しめる。

<クレドール>クオン
Ref.|GCLX997、GCLX999
ムーブメント|手巻き(スプリングドライブムーブメント キャリバー7R31)
パワーリザーブ|最大巻上時約72時間(約3日間)
ケース径|39mm
ケース素材|SS
ブレスレット素材|SS
防水|3気圧
希望小売価格|132万円(税込)
発売|2023年10月28日(土)

問い合わせ先

セイコーウオッチ お客様相談室(クレドール)
Tel.0120-302-617(通話料無料)
https://www.credor.com/special/kuon2023/

出典:Web Magazine OPENERS

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