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家事に仕事に子育てに。毎日頑張る女性の体のトラブルシューティング「アウターケア編」|BEAUTY

人気エステティシャンに教わる簡単セルフケア(前編)

頑張る女性に体の悩みやプチ不調はつきもの。そこで今回、2回にわたってご紹介するのは、バストアップや子宮ケアなど、女性の体をサポートするエステサロン「ANGELIQUE BEAUTY」オーナー兼エステティシャンの宮本麻未さんによるセルフケアテクニックです。1回目は、体の外側からアプローチしてみましょう。おうち時間がたっぷりある今こそ、自宅でできるエクササイズで体を整えてみませんか?

​家事に仕事に子育てに。毎日頑張る女性の体のトラブルシューティング「アウターケア編」
家事に仕事に子育てに。毎日頑張る女性の体のトラブルシューティング「インナーケア編」

Photographs by KANATANI Kohji|Model by TAKEUCHI Kana|Text and Edit by ANDO Sara

在宅時間が増えた今こそ自分をケアするチャンス!

冷えやむくみなどの不調をはじめとする女性特有の悩みを抱えている人は決して少なくないはず。さらに、長引く外出自粛による在宅勤務が追い打ちとなり、慣れない作業環境やパソコン・スマホなどの使用時間の増加で肩こりや腰痛などの症状が悪化する人もいるのではないでしょうか。

そんな悩める女性たちに、ANGELIQUE BEAUTYオーナー・宮本麻未さんはセルフケアの大切さをアドバイス。「サロンにいらしてくださるお客様にもお伝えしているのですが、デスクワークをしていると筋肉は硬くなりがち。さらに、今回の新型コロナウイルスによって不安やストレスなどを感じて力んでしまう方も多いのでは」。それではさっそく教えていただきましょう。

「ANGELIQUE BEAUTY」オーナー兼エステティシャンの宮本麻未さん

まず深呼吸をしてウォームアップ

「呼吸は自律神経の中で唯一、自分でコントロールすることができる身体機能です。普段の生活の中でも、深呼吸をして気持ちを落ち着かせることがあるように、呼吸によって自律神経に働きかけ、心身をリラックスさせることができます。事前準備として深呼吸を数回行い、体を緩めてからエクササイズに励みましょう」(宮本さん)

1)    まず全身の力を抜いて、おへその下あたり(丹田)に手をあて、お腹の中の空気を全て吐ききるイメージで口から長くゆっくりと息を吐きます。

2)    吐ききったら、胸の筋肉を大きく動かして肺を大きくするイメージで、胸いっぱいになるまで鼻から大きく息を吸いましょう(胸式呼吸)。

3)    吸った息を再び口から吐いて、次はお腹に空気を入れて膨らませるイメージで息を吸います(腹式呼吸)。

4)    目一杯息を吸い込んだら、息を口から吐いていきます。吐ききったら、再度腹式呼吸でお腹を膨らませます。頭まで空気を届けるようにイメージしながら行いましょう。

この一連の深呼吸を3セット行います。夜寝る前に、ベッドの上で行うのもおすすめ。寝付きがよくなり、翌朝の目覚めがスッキリ!脳に十分な酸素が行き渡ると熟睡感が得られるのだそう。

巻き肩を改善する肩甲骨回し

巻き肩とは、肩が内側に巻き込まれた状態になり、左右の肩を結ぶ横のラインが丸まっている状態のこと。パソコンやスマホにより前傾姿勢を続けたり、横向きに寝る癖がついたりすることで、肩の関節が内側に向いて固まってしまうのだとか。巻き肩は肩こりや頭痛の原因になるだけでなく、バストのたるみやぽっこりお腹を引き起こす原因にも!裏を返せば、巻き肩を改善すれば体の不調を改善するだけでなく、スタイルアップも期待できるというわけ。しっかりチェックしてみてくださいね。

1)    両手の肘を曲げて肩に指を当てます。

2)    肩甲骨を引き寄せるように、ゆっくりと前から後ろへ回します。肘を大きく回すイメージで、しっかりと肩甲骨を動かしましょう。20回行います。

「あまり速いスピードで行ってしまうと、筋肉がしっかりと伸びないので、ゆっくり行うことが重要です。立った状態でも座った状態でも行えるので、パソコンやスマホの合間にぜひ取り入れてみて」(宮本さん)

腎臓マッサージでむくみ改善

長時間同じ姿勢を続けることで起こる血流の低下は、デスクワークの多い人はとくに注意が必要です。血行不良から全身にむくみが発生するだけでなく、腰痛や肩こり、首の痛みなど、体のあちこちにトラブルを引き起こしかねません。

「むくみには腎臓の働きが大きく影響します。腎臓機能を活性化する3つのツボ「命門」「腎兪」「志室」が並ぶ背中の腰の辺りをほぐしていきましょう。腎機能の活性化を促し、新陳代謝が良くなるという効果が期待できます」(宮本さん)

1)    両手を軽く握り、グーの形にしたら背中に回します。

2)    指の第3関節で腰の筋肉を揉みほぐすイメージで、背骨を中心に上下左右に動かしながらマッサージ。1分間ぐらい、気持ちいいと感じる強さを目安に行いましょう。オイルを塗っても◎。

セルフバストアップケアで愛されボディを手に入れて

「長時間パソコンやスマホを使用して姿勢が悪くなると、知らず知らずのうちに胸の土台である大胸筋が弱まり、凝り固まってしまいます。するとバストの下垂や形崩れにつながる大きな要因になります」(宮本さん)

それでは、美しいバストを育て、保つためのマッサージをマスターしましょう!効果的なツボや正しい押し方を知って、早速今日から試してみて。

1)    手をグーの形にして、バストの上を、中心から外側に向かって円を描くようにしてほぐします。

2)    脇の下に手を入れ、背中から肉をしっかりつかんだら、息を吐きながらデコルテに向かって内側に斜め上に寄せていきます。戻す時に息を吸い、吐きながらさらに内側に引き寄せます。これを10回繰り返しましょう。

3)    手をグーにして、バストを輪郭に沿ってぐるぐると回すように押して刺激します。外側から胸の中心に向かってほぐしていきます。バストを上向きに整えるためにも、必ず下から上に向かって円を描くようにしましょう。

4)    手はグーのまま、両胸の間を下から上へとぐるぐると動かして、乳腺のポイントを刺激して柔らかくほぐします。

「おうちでできるセルフバストケアは毎日行ってOK。入浴中またはお風呂上がりは血行がよくなっているので、そのタイミングでケアすることでより効果を実感しやすくなります。その際は、オイルやクリームなどを塗って行いましょう。滑りが良くなることでマッサージの刺激を軽減してくれます。美乳を目指して毎日続けてみてくださいね」(宮本さん)

「インナーケア編」へ続く

ANGELIQUE BEAUTY(アンジェリークビューティー)
住所|東京都港区西麻布2-21-22 WEST麻布301
TEL|03-6712-6092
営業時間|10:00~19:00(最終受付17:00)不定休
https://www.angeliquebeauty.com/

育乳と、子宮の本来の働きや自然治癒力を取り戻す体質改善を目的とした、国内初のバスト&子宮エステが受けられるサロン。宮本さんによる丁寧な施術は、独自の技術でバストをコンプレックスではなく、チャームポイントへと導いてくれると評判です。女性ホルモンや自律神経、女性性のリズムを整えながら、メンタル面も同時に調整してくれる独自のメソッドも人気の理由。宮本さんの優しい人柄に惹かれて通うリピーターが多いのも頷けます。忙しい日常を離れ、至福のひと時を味わうことができる、パワースポットのようなサロンです。

出典:Web Magazine OPENERS

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